なんでもかんでも無料だ
さいきん、思うことを、すこし書きたくなった。
コロナが渦巻く今、いままで体感したことのない世間の雰囲気。
災害時とはまたちょっと違う、雰囲気。
気味が悪い、そんな感じ。
こんな時だからこそ、「すこしでも元気になってほしい」と、
アーティストのライブ映像、特別番組、映画、舞台、あらゆるものが無料で公開されるようになった。
ずっと家で退屈をしていたわたしにとって、
目先の楽しみが生まれたことがうれしくて、有り難くて、
楽しく観ていたのだけれど、さいきんは、なんだかなぁ。
突然だが、私はオタクである。
好きなものにはお金を払ったし、
そうやってモノを手に入れてきた。
ライブや円盤は決して安い金額ではない。でも、行きたいから、欲しいから、お金を払った。
「わたしはお金払ってたのに今無料で見れちゃうなんてズルい!」とはならないのだけど、
私がお金を払っていたモノたちの価値はどうなるのか?と。
下がっている気がして、すこし心配。
もしそうだとしたら、とても 嫌 だ。
もともとお金を払っていたモノたちが、次々と無料化する様。
「無料公開は当たり前」が生まれそうな雰囲気。
こわい。
しまいには、「◯◯さんもなんかやってください!」「◯◯さんもライブ無料公開してください!」とか、そういうのを平気で言う人たちが出てきそうで こわい。
無理だ。
もちろん、この期間を楽しませようとしてくださっている方々の想いは素晴らしいものだし、とても感謝をしている。本当に有難うございます。
でも、無料を当たり前にしないように、されないように、
そうやって、またエンターテイメントをちゃんと楽しみたい。
こんなことを思いながらアイス食べた。
いつ食べても美味しい。
パリパリバーがすき。
なんか、「じゃあお前は見なきゃいいだろ」とか思われちゃいそうな文章だな。
おわり